2011年11月11日金曜日

審査の日

参段審査ですね。

雨模様で寒いあいにくの天気ですが。
 明治神宮は晴れていると芝生でお昼食べたりしてピクニックだけど、雨が降ると憂鬱ですよね。

僕が参段審査のときは代々木駅の吉野家の牛丼弁当大盛だった。
吉野家は合格の縁起物ですよ。

昔、中央道場ができる前は隣の至誠館で控え室が広かったんだけど。
今はほんと狭い。みんな廊下とかに陣取ってますよね。
しかも11月は寒いし。審査で下に長袖着られないから辛くてね。

まぁその程度のことは承知している子が受けるのが参段。
初二段までとは会場の空気が違う。
体験せずに卒業するのはもったいない。ぜひみんな受けてください。

その人がどれだけ上を目指しているかが大事だなと思う。
参段からはぐっと合格率がさがるんだけど。
参段認許がゴールと考える人と、四段へのスタートだと考えている人と。
意識の差が合否に関係あるなとは感じます。

矢渡や他校の射を見るのもそうですよね。
上を目指す人はそういう勉強のチャンスを逃さない。
どうか悔いのない射を。


横山

2011年11月10日木曜日

審査前

今週末は審査。
中央道場で引くことはとてもよい経験になるでしょう。

この学生審査は中央の審査です。
一般でいうところの六段以上、あるいは称号の審査をされるような先生が審査員になります。

関東の学生は明治神宮で審査を受けることを当然のように思っているけれど、実は特別なことなのです。
関東以外の学生はそれぞれの県連の審査を受ける。
全国の弓道家が憧れる中央道場で、範士の先生に射を見ていただく。
それがどれだけ贅沢で価値のあることかをぜひ理解してほしい。

当日は矢渡があります。必ず見てください。
範士の射を生で拝見するチャンスは滅多にないのですから。

矢渡を拝見するときに、学生は離れと同時に矢を追って的を見る癖があります。
これは失礼なので絶対にやらないように。
反射的に矢どころを確認するのは的中にしか興味がないからです。
それよりも残心の美しさを鑑賞しましょう。

審査の場で全力を尽くすのは当たり前。
だから「頑張れ」とは言いません。
体調を整えて臨んでください。
よい射が出るよう祈っています。


横山