弓のブランドについての質問をよく受けるのでまとめます。
とりあえず東京・千葉で簡単に入手できると思うもの。
地方にはいろんなブランドがあって、なかには僕も数度しか見たことがないとか、名前は聞いたことがあるけど実物は見たことがないという弓もあります。
そういう珍品はまた別に。
【】内は製造元。
買える弓具店をあげます。値段はさっき調べた定価。
店によっては一割引くらいで買える弓もある。
【小山弓具】・・・説明不要ですね。
どこでも買えます
実技 24,150円
練心 28,350円
練心 カーボン 31,500円
直心I 37,800円
直心I カーボン 40,950円
直心II 42,000円
直心III 46,200円
直心II スーパーカーボン 51,450円
清雅(節付カーボン) 52,500円
鵠心(カーボン) 73,500円
【寺内弓具】・・・札幌の弓具店です。小山に次ぐシェア。
山武弓具、アサヒ弓具その他で買えます。
楓 24,500円
橘 31,500円
桂 33,000円
翔 35,000円
葵 39,500円
粋(カーボン) 47,000円
特製 粋(カーボン) 55,500円
凛(カーボン) 59,000円
英修(節付カーボン) 63,000円
特作 粋(カーボン) 77,000円
別作 粋(カーボン) 12,6000円
特作 凛(カーボン) 79,000円
別作 凛(カーボン) 127,000円
【ミヤタ総業】・・・埼玉の山奥に工房がある。一度行きましたがすごいところですよ。
山武やアサヒで少数あります。昔はどこの弓具店でもよく見ましたが最近は少ないようですね。
A型 28,350円
CGIII(カーボン) 50,400円
CGV(カーボン) 73,500円
AC(カーボン) 94,500円
【タカハシ弓具】・・・熊本の弓具店。料亭みたいな高級なたたずまいでビビる。
山武やアサヒでも買えますが、長谷川弓具が品揃え豊富。
肥後蘇山"真" 42,000円
肥後蘇山"真"カーボン 50,000円
肥後蘇山"弓禅"カーボン 55,000円
肥後蘇山 ハイカーボン 60,000円
それぞれの特徴など説明は別に。
2012年6月19日火曜日
2010年6月4日金曜日
一点物の弓道具
ヨコヤマです。
新入生が新しい道具を買って大事に使っているのを見ると嬉しくなる。
この気持ちは一生忘れてはいけないものですよね。
弓道には道具趣味の側面がある。弓でも矢でもどんどん良いものが欲しくなる。
矢筒でも粉入れでも高級品を見るといいなぁって思う。
道具趣味というのは行きつくところは一点ものなのかなと思う。
世界でひとつのオリジナルな道具は既製の高級品にない満足感がある。
うちの若い子は奇妙な下ガケを買うやつが多くて、もう何だかついていけない世界だ。
僕なんかは白無地以外使う気がしないのだが、これって単純に世代の差なんだろうか。
ああいうのを見ていると、ユザワヤで生地を買ってきて自分で作ればいいのにって思う。
器用な人なら型紙をおこしてミシンで縫うくらいはできるだろう。指の縫い合わせが難しそうだけど。
そこまでいかなくても白無地を買ってきて自分でシルクスクリーンでプリントするとか。
部でお揃いとかつくれば結構楽しいかもね
僕自身は、それほどオリジナルの道具ってやつは誂えていない。
既製品に手を加えるくらいでとどまっている。

この弦巻は、自分で塗りをやってそこにオリジナルの木札を下げている。
塗料はホームセンターで買ってくるんだが、写真くらい厚く塗るのは失敗で、ここまでやってしまうと弦巻がガチガチに固くなってしまう。なかなか難しいです。
木札には「只管射行」と彫ってある。これは尊敬する松枝先生の著書からいただきました。
禅の言葉に「只管打坐」というのがあって、「ただひたすら坐る」という意味なんですけど、そこからとって「ただひたすら射行にいそしむべし」という尊い教え。
ディープな人はコヨリや籐で弦巻を自作してしまうんですよね。
私もいずれはやってみたいと思っています。

こちらは懐中時計。霞的デザインで注文して、それに家紋入りの木札をつけている
気に入りの品です。
弓具店で霞的デザインの腕時計や壁掛時計は見たことがあるけど懐中時計は見たことがない。
だから自分で作りました。「皆中時計」というダジャレですね。
弓巻や手ぬぐいはお揃いでつくるという部活も多いでしょう。
そういうアイディアを考えるのが楽しいんですよね。
新入生が新しい道具を買って大事に使っているのを見ると嬉しくなる。
この気持ちは一生忘れてはいけないものですよね。
弓道には道具趣味の側面がある。弓でも矢でもどんどん良いものが欲しくなる。
矢筒でも粉入れでも高級品を見るといいなぁって思う。
道具趣味というのは行きつくところは一点ものなのかなと思う。
世界でひとつのオリジナルな道具は既製の高級品にない満足感がある。
うちの若い子は奇妙な下ガケを買うやつが多くて、もう何だかついていけない世界だ。
僕なんかは白無地以外使う気がしないのだが、これって単純に世代の差なんだろうか。
ああいうのを見ていると、ユザワヤで生地を買ってきて自分で作ればいいのにって思う。
器用な人なら型紙をおこしてミシンで縫うくらいはできるだろう。指の縫い合わせが難しそうだけど。
そこまでいかなくても白無地を買ってきて自分でシルクスクリーンでプリントするとか。
部でお揃いとかつくれば結構楽しいかもね
僕自身は、それほどオリジナルの道具ってやつは誂えていない。
既製品に手を加えるくらいでとどまっている。
この弦巻は、自分で塗りをやってそこにオリジナルの木札を下げている。
塗料はホームセンターで買ってくるんだが、写真くらい厚く塗るのは失敗で、ここまでやってしまうと弦巻がガチガチに固くなってしまう。なかなか難しいです。
木札には「只管射行」と彫ってある。これは尊敬する松枝先生の著書からいただきました。
禅の言葉に「只管打坐」というのがあって、「ただひたすら坐る」という意味なんですけど、そこからとって「ただひたすら射行にいそしむべし」という尊い教え。
ディープな人はコヨリや籐で弦巻を自作してしまうんですよね。
私もいずれはやってみたいと思っています。
こちらは懐中時計。霞的デザインで注文して、それに家紋入りの木札をつけている
気に入りの品です。
弓具店で霞的デザインの腕時計や壁掛時計は見たことがあるけど懐中時計は見たことがない。
だから自分で作りました。「皆中時計」というダジャレですね。
弓巻や手ぬぐいはお揃いでつくるという部活も多いでしょう。
そういうアイディアを考えるのが楽しいんですよね。
2010年4月14日水曜日
初心者のための弓道具購入案内 3
「初心者のための弓道具購入案内 1」
「初心者のための弓道具購入案内 2」
もあわせてお読みください。
シリーズ第三弾です。
お金のかかる話ばかりですみません。
基本として購入する道具については今回が最終回です。
・矢筒(やづつ)

矢は使わないときは矢筒にしまいます。
これは必要なものなので矢を買う時に一緒に揃えましょう。
学生はレザー製のショルダー型(写真左)が安価で丈夫で持ち運びにも便利です。
3,000円~3,500円
写真中央はFRP製で21,000円
写真右は籐製で30,000円~
さらに高級品になると桐、桜皮、黒檀など様々な素材のものがあります。
趣味の世界ですので中には何十万円という矢筒も・・ 大学生には無縁ですね。
そうはいってもレザー製矢筒にも趣味を発揮するチャンスはあります。
カラーバリエーションは何種類もあるので気に入ったものを選びましょう。

キーホルダーをつけてオリジナリティーを主張するのもよくある方法です。

これは三十三間堂のお守り。

・弦巻(つるまき)

試合や審査の途中で弦が切れたらどうするの?
そんな時は慌てずに予備の弦に張り替えます。
その替弦(かえづる)を持ち歩くための道具が弦巻です。
これがないといざという時にとっても困ります。ぜひ揃えましょう。
プラスチック製(写真左)なら約600円。
かわいらしい和紙製(写真中央)や、ちょっと高級な籐製(写真右)などもあります。
和紙製は1,500円弱。籐製は1,500~3,000円というところです。
好みのものを買うのがいちばんです。愛着がわきますしね。
CD一枚分と思えば和紙製や籐製も手が出るでしょ?
中には何万円もするような籐の高級品もありますがそれは趣味の世界です。
・ギリ粉入れ

絶対に必要なものというわけではありません。
通常は部の備品として用意しているギリ粉入れで用は足ります。
しかし、ひとりで稽古や審査に行く時などは一個持っていると重宝します。
プラスチック製(写真左)の安価なもので約500円。
水牛角製(写真右)で約1,500~3,000円。
工芸的な品も色々とあって選ぶ楽しみがあります。
バイトして余裕があれば、というところですね。
ギリ粉入れを弦巻に提げて持ち歩くと弓道家っぽくなります。

いかがでしたでしょうか?
ご紹介したとおり、弓道の道具は普及品から高級品まで揃っているのが特徴です。
もちろん普及品だからといって実用に問題はありません。
一方で、趣味的な高級品はやっぱり憧れとして存在します。
弓具店に行くとたくさん高級品が並んでいて「いつかは買いたいなぁ」と夢を見るのです。
機会がありましたらそういう趣味の品もご紹介していきたいと思います。
「初心者のための弓道具購入案内 2」
もあわせてお読みください。
シリーズ第三弾です。
お金のかかる話ばかりですみません。
基本として購入する道具については今回が最終回です。
・矢筒(やづつ)
矢は使わないときは矢筒にしまいます。
これは必要なものなので矢を買う時に一緒に揃えましょう。
学生はレザー製のショルダー型(写真左)が安価で丈夫で持ち運びにも便利です。
3,000円~3,500円
写真中央はFRP製で21,000円
写真右は籐製で30,000円~
さらに高級品になると桐、桜皮、黒檀など様々な素材のものがあります。
趣味の世界ですので中には何十万円という矢筒も・・ 大学生には無縁ですね。
そうはいってもレザー製矢筒にも趣味を発揮するチャンスはあります。
カラーバリエーションは何種類もあるので気に入ったものを選びましょう。
キーホルダーをつけてオリジナリティーを主張するのもよくある方法です。
これは三十三間堂のお守り。
・弦巻(つるまき)
試合や審査の途中で弦が切れたらどうするの?
そんな時は慌てずに予備の弦に張り替えます。
その替弦(かえづる)を持ち歩くための道具が弦巻です。
これがないといざという時にとっても困ります。ぜひ揃えましょう。
プラスチック製(写真左)なら約600円。
かわいらしい和紙製(写真中央)や、ちょっと高級な籐製(写真右)などもあります。
和紙製は1,500円弱。籐製は1,500~3,000円というところです。
好みのものを買うのがいちばんです。愛着がわきますしね。
CD一枚分と思えば和紙製や籐製も手が出るでしょ?
中には何万円もするような籐の高級品もありますがそれは趣味の世界です。
・ギリ粉入れ
絶対に必要なものというわけではありません。
通常は部の備品として用意しているギリ粉入れで用は足ります。
しかし、ひとりで稽古や審査に行く時などは一個持っていると重宝します。
プラスチック製(写真左)の安価なもので約500円。
水牛角製(写真右)で約1,500~3,000円。
工芸的な品も色々とあって選ぶ楽しみがあります。
バイトして余裕があれば、というところですね。
ギリ粉入れを弦巻に提げて持ち歩くと弓道家っぽくなります。
いかがでしたでしょうか?
ご紹介したとおり、弓道の道具は普及品から高級品まで揃っているのが特徴です。
もちろん普及品だからといって実用に問題はありません。
一方で、趣味的な高級品はやっぱり憧れとして存在します。
弓具店に行くとたくさん高級品が並んでいて「いつかは買いたいなぁ」と夢を見るのです。
機会がありましたらそういう趣味の品もご紹介していきたいと思います。
2010年4月13日火曜日
初心者のための弓道具購入案内 2
「初心者のための弓道具購入案内 1」もあわせてお読みください。
前回、弓・矢・ゆがけ・弓道着の購入について説明しました。
今回は消耗品の紹介をします。
・弦

弦は消耗品です。
素材は色々ありまして、現在の主流はケブラーというアラミド(合成繊維)です。
他にもファストフライト、ザイロン、テクノーラなどの合成繊維弦があります。
日本古来の弦は麻が原料です。竹の弓に麻の弦をかけて引くと、実によい発射音(弦音)がします。
しかし、これは学生にはあまり用がないですね。理由は価格。
麻弦は一本1,000円~2,000円という値段。だいたい300射ほどで切れます。一回の練習で40射するとして、えーと・・8回しかもちません。週に三回練習したらひと月に3,000円以上の弦代になってしまいます。
合成繊維の弦は一本350円~。高級品でも800円くらい。
麻弦と比べるとかなり長持ちです。
これは部の備品として用意していますので、個人で購入する必要はありません。
ただし、趣味として個人で買う部員もいます。
材質や製法によって感覚や性能が違うのです。
色々と試してお気に入りの弦を見つけるのも楽しいものです。
・握り革

読んで字のごとく、弓を握る部分に巻く革です。
主に鹿皮製。牛革などもあります。
長く使っていると汚れたり破れたりしてくるのでそうなったら交換しましょう。
握り革を上手に巻けるようになることは弓道家の嗜みのひとつです。
一枚350円~600円くらい。部の備品として用意してあります。

色の種類や柄物など弓具店に行くと目移りするくらい多くの種類があります。
握り革は個人の好みを発揮するチャンスなので、好きなものを自分で買うのもよいでしょう。
弓具店に立ち寄って何も買わないで店を出るのってなんか気が引けますよね。
そういう時に魔除けとして買うのに手頃な値段なので、気がつくと手元に何枚もたまっていたりするのです。
・ギリ粉

ゆがけの親指につけて滑り止めにする粉です。(写真がわかりにくかったらゴメンナサイ)

松ヤニを熱して油分を抜いたものです。
ゆがけにつけてこすると「ギリギリ」と音がします。だからギリ粉。
たっぷり入って100円。高級品でも300円。部の備品です。
・的
消耗品というのとはちょっと違いますけど、中れば穴があくからここで紹介します。
的枠はひとつ1,500円くらい。杉や檜の木でできています。
だんだんボロボロになってくるので、定期的に新しい的枠を買いますが、もちろん部の備品です。
さすがにこれは個人で買う部員はいませんね。
的紙は穴が開いて音がしなくなったら貼替えます。
的貼りといいまして弓道部員の大事な大事な仕事です。
どこの弓道部にも的貼りの上手な人がいて尊敬の対象になっています。
一般に弓道の的といって想像するのはこの模様

これは「霞的(かすみまと)」と言います。
大学の試合ではこういう的も使います。

これは「星的(ほしまと)」と呼びます。
次回は、矢筒など個人で買うその他の道具を紹介します。
前回、弓・矢・ゆがけ・弓道着の購入について説明しました。
今回は消耗品の紹介をします。
・弦
弦は消耗品です。
素材は色々ありまして、現在の主流はケブラーというアラミド(合成繊維)です。
他にもファストフライト、ザイロン、テクノーラなどの合成繊維弦があります。
日本古来の弦は麻が原料です。竹の弓に麻の弦をかけて引くと、実によい発射音(弦音)がします。
しかし、これは学生にはあまり用がないですね。理由は価格。
麻弦は一本1,000円~2,000円という値段。だいたい300射ほどで切れます。一回の練習で40射するとして、えーと・・8回しかもちません。週に三回練習したらひと月に3,000円以上の弦代になってしまいます。
合成繊維の弦は一本350円~。高級品でも800円くらい。
麻弦と比べるとかなり長持ちです。
これは部の備品として用意していますので、個人で購入する必要はありません。
ただし、趣味として個人で買う部員もいます。
材質や製法によって感覚や性能が違うのです。
色々と試してお気に入りの弦を見つけるのも楽しいものです。
・握り革
読んで字のごとく、弓を握る部分に巻く革です。
主に鹿皮製。牛革などもあります。
長く使っていると汚れたり破れたりしてくるのでそうなったら交換しましょう。
握り革を上手に巻けるようになることは弓道家の嗜みのひとつです。
一枚350円~600円くらい。部の備品として用意してあります。
色の種類や柄物など弓具店に行くと目移りするくらい多くの種類があります。
握り革は個人の好みを発揮するチャンスなので、好きなものを自分で買うのもよいでしょう。
弓具店に立ち寄って何も買わないで店を出るのってなんか気が引けますよね。
そういう時に魔除けとして買うのに手頃な値段なので、気がつくと手元に何枚もたまっていたりするのです。
・ギリ粉
ゆがけの親指につけて滑り止めにする粉です。(写真がわかりにくかったらゴメンナサイ)
松ヤニを熱して油分を抜いたものです。
ゆがけにつけてこすると「ギリギリ」と音がします。だからギリ粉。
たっぷり入って100円。高級品でも300円。部の備品です。
・的
消耗品というのとはちょっと違いますけど、中れば穴があくからここで紹介します。
的枠はひとつ1,500円くらい。杉や檜の木でできています。
だんだんボロボロになってくるので、定期的に新しい的枠を買いますが、もちろん部の備品です。
さすがにこれは個人で買う部員はいませんね。
的紙は穴が開いて音がしなくなったら貼替えます。
的貼りといいまして弓道部員の大事な大事な仕事です。
どこの弓道部にも的貼りの上手な人がいて尊敬の対象になっています。
一般に弓道の的といって想像するのはこの模様
これは「霞的(かすみまと)」と言います。
大学の試合ではこういう的も使います。
これは「星的(ほしまと)」と呼びます。
次回は、矢筒など個人で買うその他の道具を紹介します。
2010年4月8日木曜日
初心者のための弓道具購入案内 1
webのアクセス解析をしていると、「弓道 道具 購入」とか「弓道 初心者 費用」などの検索ワードで当サイトにたどりつく人が多い。
やはり初心者にとってそこは心配ですよね。なんか弓道ってお金がかかりそうだもんね。
結論から申し上げると、弓道はお金がかかります。
しかし、よく考えてみるとタダでできるスポーツというのはないですよね。
テニスでも野球でも初めて道具を揃えるのにお金がかかるのは同様です。
問題は「どれだけかかるのか?」ですよね。
弓道をやるにあたって絶対に必要な道具は
・弓
・矢
・ゆがけ
・弓道着
です。
「ゆがけって何?聞いたことないよ、高いんでしょ?」
まぁまぁ慌てないで
では、上記の品々がいくらくらいするものなのかを順に見てゆきましょう。
・弓

一般に学生弓道で使われる弓は4万円前後というのが相場です。
高いとお思いですか? ご安心ください。弓は必ず個人で買わなければいけないというものではありません。
我が部では初心者用から習熟者用までの弓を備品として用意していますのでそちらを使うことができます。
もちろん、弓道にのめり込むにつれて個人の弓を欲しくなることもありますが、それは一年後くらいの将来の話です。それまでにバイトしてお金を貯めるのもよいでしょう。
どちらかというと当部では卒業まで自分では弓を買わないという部員の方が多いかも知れませんね。
・矢

これは個人で買う必要があります。
なぜなら矢は腕の長さや弓の強さに合わせて人それぞれ適したものが違うので、一律に部の備品として用意することができないからです。
矢は高級品になると目が飛び出るような値段のものもありますが、初心者は高い矢を買うべきではありません。
初心のうちは矢が的まで届かなかったりして傷つくこともあります。最初のうちは普及品で十分です。
矢は六本組で求めます。六本で約15,000円です。
同時に矢筒(矢をしまう入れ物)も買いましょう。3,500円くらいです。
・ゆがけ(かけ)

射手が右手に何かをはめている写真を見たことがありますか? あれが「ゆがけ」です
右手を保護するグローブですね。鹿皮でできています。
これだけは絶対に個人で買わなければいけません。
「かけがえのない」という言葉がありますが、この語は「かけは大事なもので取り替えがきかない」というのが語源だという説があります。どんなに上手な射手でも他人のゆがけを借りては満足に射ることはできません。
学生用のゆがけは15,000円~20,000円というのが相場です。
・弓道着

上衣、帯、袴、足袋の四点セットです。
これも個人で買いましょう。せっかく弓道部に入ったのだから憧れの袴は新しいものが欲しいですよね。
上衣 約2,500円
袴 約6,000円
帯 1,500~3,000円
足袋 1,000円
上衣と足袋は洗濯用の替えもあった方がいいかもですね。
あ、あと女子は胸当てといって弦から胸を保護するものが必要です。400~700円
ここまでで
矢 15,000円
矢筒 3,500円
ゆがけ 15,000~20,000円
弓道着 約12,000円
合計で45,000~50,000円ということになってます。
5~6月くらいにゆがけと弓道着を購入し、7月くらいに矢を購入するというのが平均的な新入生のパターンです。
たとえばテニス部に入った場合には
ラケット 15,000円~20,000円。 シューズ6,000円~10,000円。 ウェア5,000円~10,000円。
合計4万円前後というところですが、どうでしょう? 弓道って高いですか?
そうそう弓道の道具は、ゆがけにしろ矢にしろ、一度買うと卒業まで使えることがほとんどです。
もちろん道具に凝るのは趣味の大きな楽しみのひとつですから、よいものが欲しくなることもあるでしょう。
たとえば、多くの部員は途中で矢を買い足します。やっぱり物足りなくなるんですよね。
ただ、それもどのスポーツだって同じだと思います。
テニスだってよいラケットは何万円もしますし何本もラケットを揃える人もいるでしょう。
繰り返しになりますが、弓道はお金のかかるスポーツです。
特に道具趣味という要素もありますから、凝り始めればいくらでも高級品の世界が待ってます。
(そういう道具もいずれあらためてご紹介します)
一方で、弓道の道具は大切に扱えば長持ちするものも多いです。
愛着をもって道具に接することはとっても大事なことです。
次から次へと道具を買い換える人は下手な人ですね。
我が部の部員は富豪の子女というわけではありません。
サイゼリヤは行くけど、ロイヤルホストは高いなぁというレベルの庶民です。
日本中の弓道部員がそうなんですよ。
次回は消耗品や付属品などの紹介をしたいと思います。
これらはランニングコストですが、個人で買う必要はないものです。
やはり初心者にとってそこは心配ですよね。なんか弓道ってお金がかかりそうだもんね。
結論から申し上げると、弓道はお金がかかります。
しかし、よく考えてみるとタダでできるスポーツというのはないですよね。
テニスでも野球でも初めて道具を揃えるのにお金がかかるのは同様です。
問題は「どれだけかかるのか?」ですよね。
弓道をやるにあたって絶対に必要な道具は
・弓
・矢
・ゆがけ
・弓道着
です。
「ゆがけって何?聞いたことないよ、高いんでしょ?」
まぁまぁ慌てないで
では、上記の品々がいくらくらいするものなのかを順に見てゆきましょう。
・弓
一般に学生弓道で使われる弓は4万円前後というのが相場です。
高いとお思いですか? ご安心ください。弓は必ず個人で買わなければいけないというものではありません。
我が部では初心者用から習熟者用までの弓を備品として用意していますのでそちらを使うことができます。
もちろん、弓道にのめり込むにつれて個人の弓を欲しくなることもありますが、それは一年後くらいの将来の話です。それまでにバイトしてお金を貯めるのもよいでしょう。
どちらかというと当部では卒業まで自分では弓を買わないという部員の方が多いかも知れませんね。
・矢
これは個人で買う必要があります。
なぜなら矢は腕の長さや弓の強さに合わせて人それぞれ適したものが違うので、一律に部の備品として用意することができないからです。
矢は高級品になると目が飛び出るような値段のものもありますが、初心者は高い矢を買うべきではありません。
初心のうちは矢が的まで届かなかったりして傷つくこともあります。最初のうちは普及品で十分です。
矢は六本組で求めます。六本で約15,000円です。
同時に矢筒(矢をしまう入れ物)も買いましょう。3,500円くらいです。
・ゆがけ(かけ)
射手が右手に何かをはめている写真を見たことがありますか? あれが「ゆがけ」です
右手を保護するグローブですね。鹿皮でできています。
これだけは絶対に個人で買わなければいけません。
「かけがえのない」という言葉がありますが、この語は「かけは大事なもので取り替えがきかない」というのが語源だという説があります。どんなに上手な射手でも他人のゆがけを借りては満足に射ることはできません。
学生用のゆがけは15,000円~20,000円というのが相場です。
・弓道着
上衣、帯、袴、足袋の四点セットです。
これも個人で買いましょう。せっかく弓道部に入ったのだから憧れの袴は新しいものが欲しいですよね。
上衣 約2,500円
袴 約6,000円
帯 1,500~3,000円
足袋 1,000円
上衣と足袋は洗濯用の替えもあった方がいいかもですね。
あ、あと女子は胸当てといって弦から胸を保護するものが必要です。400~700円
ここまでで
矢 15,000円
矢筒 3,500円
ゆがけ 15,000~20,000円
弓道着 約12,000円
合計で45,000~50,000円ということになってます。
5~6月くらいにゆがけと弓道着を購入し、7月くらいに矢を購入するというのが平均的な新入生のパターンです。
たとえばテニス部に入った場合には
ラケット 15,000円~20,000円。 シューズ6,000円~10,000円。 ウェア5,000円~10,000円。
合計4万円前後というところですが、どうでしょう? 弓道って高いですか?
そうそう弓道の道具は、ゆがけにしろ矢にしろ、一度買うと卒業まで使えることがほとんどです。
もちろん道具に凝るのは趣味の大きな楽しみのひとつですから、よいものが欲しくなることもあるでしょう。
たとえば、多くの部員は途中で矢を買い足します。やっぱり物足りなくなるんですよね。
ただ、それもどのスポーツだって同じだと思います。
テニスだってよいラケットは何万円もしますし何本もラケットを揃える人もいるでしょう。
繰り返しになりますが、弓道はお金のかかるスポーツです。
特に道具趣味という要素もありますから、凝り始めればいくらでも高級品の世界が待ってます。
(そういう道具もいずれあらためてご紹介します)
一方で、弓道の道具は大切に扱えば長持ちするものも多いです。
愛着をもって道具に接することはとっても大事なことです。
次から次へと道具を買い換える人は下手な人ですね。
我が部の部員は富豪の子女というわけではありません。
サイゼリヤは行くけど、ロイヤルホストは高いなぁというレベルの庶民です。
日本中の弓道部員がそうなんですよ。
次回は消耗品や付属品などの紹介をしたいと思います。
これらはランニングコストですが、個人で買う必要はないものです。
2010年3月5日金曜日
古い矢
未読の方は「古い弓1,2」もぜひどうぞ
鵜沢くんが剣道の先生からいただいたのは弓のみではなかった
矢も多く譲り受けていたのである
段ボールに収められたその数三十本
もちろんすべて竹矢です。何十年も前ですからね


三種類の羽が十本づつありました



十本組というところからもわかるように普段使いの矢ですね
羽も箆も高級なものではないようです
ジュラ矢のない時代にはこういう矢が大量に作られて稽古用に使われていたのでしょう
筈です

これは角筈ですかね
他に水牛もありましたが、経年劣化で割欠けをおこしているものもいくつかあります
根です

年代物ですねえ
こういうのを見ると嬉しくなってしまいます
弓と違って、矢の方は実用で使うのは難しい感じです
何本かはすでに箆が割れていますし、無事な矢も脆くなっているように思えます
たとえば筈は、すこし太い弦に無理に番えたらポッキリいってしまいそうです
しかし筈を変えるといっても、この矢にあう筈を揃えるのも大変ですし
竹矢はそういうところが難しいですね
これは大事にしまっておくのがいいかも知れません
虫が食わないようにたまに天日干しでもして
鵜沢くんが剣道の先生からいただいたのは弓のみではなかった
矢も多く譲り受けていたのである
段ボールに収められたその数三十本
もちろんすべて竹矢です。何十年も前ですからね
三種類の羽が十本づつありました
十本組というところからもわかるように普段使いの矢ですね
羽も箆も高級なものではないようです
ジュラ矢のない時代にはこういう矢が大量に作られて稽古用に使われていたのでしょう
筈です
これは角筈ですかね
他に水牛もありましたが、経年劣化で割欠けをおこしているものもいくつかあります
根です
年代物ですねえ
こういうのを見ると嬉しくなってしまいます
弓と違って、矢の方は実用で使うのは難しい感じです
何本かはすでに箆が割れていますし、無事な矢も脆くなっているように思えます
たとえば筈は、すこし太い弦に無理に番えたらポッキリいってしまいそうです
しかし筈を変えるといっても、この矢にあう筈を揃えるのも大変ですし
竹矢はそういうところが難しいですね
これは大事にしまっておくのがいいかも知れません
虫が食わないようにたまに天日干しでもして
2010年2月18日木曜日
古い弓 2
※「古い弓 1」をお読みでない方はそちらもどうぞ
さて、握り革がかなりキテいたのではがしてみる

細いですよね
旧い弓書に「握革は七巻半を定法とし・・・」と書いてありますが、我々が普段使っている革は三巻半ですから、比べると半分以下の太さです
今となってはなかなか実物を見る機会はないですよね
茶の無地です。鹿皮をなめしただけで柄も染もない
こういうのがカッコいいなって思うんですけど
でも当時は自分の弓と他人の弓の見分けがつきにくかったでしょうね
さて、革の紹介はここまでにして、これからが本題です
革をはいだあとに、ハガキを折って作ったアンコが出てきました

かなりの年代物で変色してしまってるんですが、注意深く触れてみると開けるんですよ

写真で見えますでしょうか?
「昭和35年 お年玉くじ」と書いてあります
開いた時には思わず声が出ましたね。実に五十年前の年賀ハガキです
現在とほとんどデザインが変わらないのは凄いです。当時から完成されていたのですね
もう一枚の方も開いてみると、こちらは普通の官製はがき

当時のはがきの郵便料金は五円だったのですね
国会議事堂のスタンプもかっこいいんですけど、その横の「郵便はがき」のフォントがイカしてます
握り革の張り替えのつもりが、思わぬタイムカプセルとなりました
(ハガキは今となっては価値のあるモノですので丁重に鵜沢くんにお返ししました)
さて、握り革がかなりキテいたのではがしてみる
細いですよね
旧い弓書に「握革は七巻半を定法とし・・・」と書いてありますが、我々が普段使っている革は三巻半ですから、比べると半分以下の太さです
今となってはなかなか実物を見る機会はないですよね
茶の無地です。鹿皮をなめしただけで柄も染もない
こういうのがカッコいいなって思うんですけど
でも当時は自分の弓と他人の弓の見分けがつきにくかったでしょうね
さて、革の紹介はここまでにして、これからが本題です
革をはいだあとに、ハガキを折って作ったアンコが出てきました
かなりの年代物で変色してしまってるんですが、注意深く触れてみると開けるんですよ
写真で見えますでしょうか?
「昭和35年 お年玉くじ」と書いてあります
開いた時には思わず声が出ましたね。実に五十年前の年賀ハガキです
現在とほとんどデザインが変わらないのは凄いです。当時から完成されていたのですね
もう一枚の方も開いてみると、こちらは普通の官製はがき
当時のはがきの郵便料金は五円だったのですね
国会議事堂のスタンプもかっこいいんですけど、その横の「郵便はがき」のフォントがイカしてます
握り革の張り替えのつもりが、思わぬタイムカプセルとなりました
(ハガキは今となっては価値のあるモノですので丁重に鵜沢くんにお返ししました)
2010年2月14日日曜日
古い弓 1
横山@OBです
鵜沢くんが剣道の先生から古い弓を譲っていただいたという話
40年以上前に先生が引いておられたものらしい
早速弦を張ってみる

写真で成がおわかりでしょうか?
特徴は相打(額木と弦の間)が離れていることで、把を14.5cmに張った時におよそ1cm以上あいてます
尾州成というにはちょっと違うような感じですが
銘は確認できませんでした
古くて消えたというわけではなく、おそらく最初から無銘だったのでしょう
都城あたりの弓だと思うのですが、よくはわかりません

籐も内竹も相応に年季が入っています

傷もありますが、外見上は致命的な感じのものはありません
若干入木ぎみですが実用で引けそうです
ただ、数十年経ている弓ですから内部がどうなのかはわかりません
いずれ折れるということもあるかも知れませんね
弓力を測ったところ20kgありました
鵜沢くん、がんばって引いてみてください
私もここまで古い弓を扱うのは初めてですが、よい経験になると思います
この弓の話は続きます
鵜沢くんが剣道の先生から古い弓を譲っていただいたという話
40年以上前に先生が引いておられたものらしい
早速弦を張ってみる
写真で成がおわかりでしょうか?
特徴は相打(額木と弦の間)が離れていることで、把を14.5cmに張った時におよそ1cm以上あいてます
尾州成というにはちょっと違うような感じですが
銘は確認できませんでした
古くて消えたというわけではなく、おそらく最初から無銘だったのでしょう
都城あたりの弓だと思うのですが、よくはわかりません
籐も内竹も相応に年季が入っています
傷もありますが、外見上は致命的な感じのものはありません
若干入木ぎみですが実用で引けそうです
ただ、数十年経ている弓ですから内部がどうなのかはわかりません
いずれ折れるということもあるかも知れませんね
弓力を測ったところ20kgありました
鵜沢くん、がんばって引いてみてください
私もここまで古い弓を扱うのは初めてですが、よい経験になると思います
この弓の話は続きます
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