2011年11月10日木曜日

審査前

今週末は審査。
中央道場で引くことはとてもよい経験になるでしょう。

この学生審査は中央の審査です。
一般でいうところの六段以上、あるいは称号の審査をされるような先生が審査員になります。

関東の学生は明治神宮で審査を受けることを当然のように思っているけれど、実は特別なことなのです。
関東以外の学生はそれぞれの県連の審査を受ける。
全国の弓道家が憧れる中央道場で、範士の先生に射を見ていただく。
それがどれだけ贅沢で価値のあることかをぜひ理解してほしい。

当日は矢渡があります。必ず見てください。
範士の射を生で拝見するチャンスは滅多にないのですから。

矢渡を拝見するときに、学生は離れと同時に矢を追って的を見る癖があります。
これは失礼なので絶対にやらないように。
反射的に矢どころを確認するのは的中にしか興味がないからです。
それよりも残心の美しさを鑑賞しましょう。

審査の場で全力を尽くすのは当たり前。
だから「頑張れ」とは言いません。
体調を整えて臨んでください。
よい射が出るよう祈っています。


横山

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