神田技研

注意：今回はまったく一切まるで弓道に関係ありません

op：「地上の星」

シーン1　「建造」
ナレーション(NR) :　「2010年4月10日。その日、弓道部室に七人の侍が集結した。男たちの名は神田技研。ペットボトルロケットに情熱を燃やす集団であった」

「ほら、ペプシ飲めよ！」
「ぬるいじゃねーか！」
「いいから飲め！」

NR：「怒号が飛び交う現場。ようやく空けられた3本の1.5リットルボトル。男たちは図面も引かぬまま無謀なロケット製作に取り組むのであった」



シーン2　「出陣」
NR：「様々な衝突を乗り越えロケットを完成させた男たちは海へと向かった。試射の場に選ばれたのは大学から15分の距離にある幕張の浜。男たちは戦いの予感に体を震わせていた」


「全力でいくぞ！」
「あれ？今何回押したっけ？」


「カウントダウン開始！　3、2、1・・」


「ゼロ！」



NR：「見事な軌跡を描いて飛ぶロケット。やった。やったぞ。喜ぶ所員たち。そして次々に発射は繰り返されるのであった」




シーン3　「凱旋」
NR：　「大成功であった。みな満足そうな顔をしていた。夕闇の浜に男たちの笑い声と波の音が響いていた」




ed：「ヘッドライト　テールライト」